新・賭博師たちの夜

行徳の伊東さん

親分の愛人を寝取り悠々自適の生活

ホテトルを経営、やめてからもその女たちを確保しており、友人たちに送り込んでいた

市川松戸有料道路を抜けて、行徳に毎晩通ったものだ

情報が新鮮で斬新でべんきょうになったからた

行徳駅に近いところで

パソコンソフトのレンタル屋をやっており

長屋店舗の真ん中にいたが、右のパン屋と左の呉服屋を吸収合併して

気がついたら店舗面積が三倍になっていた

開店時には、陰のオーナーがおり、利益折半

夜、10時になるとレジをとめ、深夜の売上はポッポ、つまり売上をくすねていた

陰のオーナーというのが、博徒で女にもてまくっていた

彼のベンツに乗りボックは船橋競馬場とかオートレース場で遊んだものだが、女子席にはいつも違う女が乗っていた


店に寝取ったヘアーモデルが遊びに来ていた

奥の待機隠し部屋、炬燵

そこへ事もあろうに博徒がベンツが店に横付け

おーい、伊東!うれてっか と博徒

ボックも後ろの席から降りて店にはいる

女子席の商社ガールはおりなかった

伊東さん、慌てて女をかくそうとする

店の奥の二畳間、押入、トイレもなく隠れるところもない

このツィッギー似の短髪、ヘアーモデルも青ざめる

親分の女を獲るのはこの世界、屈辱的な左手小指つめ、終生この世界では浮かび上がれない

さて、どうなったか

ツィッギーは炬燵の中にかくれたのである

この熊さんのようなまんまる博徒は、寒がり、炬燵めがけて一直線

でも、その日は不思議な行動

炬燵に入る前、鼻をクンクンしたのだ

ボックもいつもの小部屋の空気とちょっと違う色を感じていたが

まさか、ツィッギーが炬燵の中にいようとは想像だにしない

続く

こたつに博徒の女を隠す


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